(※このページは2020年5月19日に更新)
この記事ではこれから python を始める人向けに、簡単で安全な導入法を紹介します。
python はインストール方法が複数あり、初めての方はどれが良いのか迷ってしまうかもしれません。
また試行錯誤の結果運良く python が起動できたとしても PC 内部で衝突が起こり、思わぬエラーが生じる可能性があるため、正しく導入を行う必要があります。
ここでは以下の2種類の導入法を紹介したいと思います。
- Anaconda を用いて python をインストール (初めての方におすすめ)
- pyenv を用いて python をインストール (CUI が好きな方におすすめ)
Anaconda を用いて python をインストール
Anaconda は機械学習や深層学習を含むデータサイエンス向けのライブラリをまとめた python パッケージで、ライブラリを1つ1つインストールする手間が省ける点と、すぐに充実した機能が使える点で非常に人気です。
インストールは Anaconda のページで。
MacOS の方は
・Python3.7 64-Bit Graphical Installer (442)
を選択しインストーラのダウンロードして、インストールを行ってください。
(Windows や Linux をお使いの方はご自身の環境に適した python 3.7 のインストーラを選択してください)
python2系は 2020年4月でサポートを終了 (バグや脆弱性が見つかっても更新を行わない) しているので、これから python を始める方は余程特別な事情がない限り python3 系を選択してください。
(参考リンク:https://www.python.org/doc/sunset-python-2/)
Anaconda のインストールが終了すると Anaconda のアプリが起動できるようになり、最新の python が使用できます。
このアプリでは
・ライブラリの追加、削除
・仮想環境の設定 (こちらの記事で紹介)
・Jupyter Notebook や Jupyter Lab などの便利なアプリケーションの起動
などが可能です。
Jupyter Notebook や Jupyter Lab は web ブラウザ上で対話的に python を実行することができるため、近年人気となっています。
以上の方法で python をインストールした場合は基本的に Jupyter Notebook (Lab) を用いて python を利用するのが簡単で良いと思います。
pyenv を用いて python をインストール
pyenv は python のバージョン管理アプリです。
コマンドライン上で作動し、異なる python のバージョンに簡単に変更することができます。
また、ディレクトリごとに使用するバージョンを変えることもできるのでおすすめです。
インストール方法
例の如く、Homebrew を用いてインストールします
brew install pyenv
(Homebrew を未だインストールしていない方はこちらの記事を参照してください)
python をインストール
pyenv でインストールできる python のバージョンは以下のコマンドで確認できます
pyenv install --list
表示された中から好みのバージョンの python を選び、以下のコマンドでインストール
/* (例) python3.8.2 をインストールする場合 */
pyenv install 3.8.2
pyenv でインストールした python を使用できる状態にする
現在使っている PC 環境全体に python の設定を反映させる場合
/* (例) python3.8.2 を使用する場合 */
pyenv global 3.8.2
現在いるディレクトリでのみ設定を反映させる場合
/* (例) python3.8.2 を使用する場合 */
pyenv local 3.8.2
→ 以上の操作でインストールした python が使用できるようになります
現在使用している python のバージョンは以下のコマンドで確認できます
python --version
pyenv を使用している場合は以下のコマンドでも確認できます
(pyenv でインストールした python 一覧が表示され、現在使用されているバージョンに * マークがつきます)
pyenv versions
ちなみに私は pyenv を用いて最新の miniconda をインストールしています。
miniconda は Anaconda と同様に仮想環境の設定等ができる python パッケージです。
Anaconda との違いは必要最低限のライブラリのみがインストールされている点で、必要最低限のライブラリセットを作ることができるためこちらを選んでいます。
自分好みのライブラリセットを作りたい場合は miniconda を、1つ1つライブラリをインストールするのが面倒な人は Anaconda を使用すると良いでしょう。

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[…] conda を利用するためには Anaconda (or miniconda)、pyenv-virtualenv には pyenv が必要となりますが、それぞれの導入方法はこちらの記事を参照ください。 […]